マイク関連の自作小物グッズ紹介

以下の自作品紹介は出品予定の掲載ではありませんが、
これらについて質問がありましたら「問い合わせフォーム」からご連絡頂ければお答えします。お気軽にどうぞ。

マイコンに興味のある方はこちらもご覧下さい。

オシロスコープに興味のある方はこちらもご覧下さい。


VUメーター

アマチュア無線用のSWR計を改造したVUメーターです。
針の振れの遅延がやや大き目なので緩やかな動作です。

元々付いていた正面のVRはゲイン調整に使い、両側のスイッチは入力信号の減衰切り替えに使い、余す事無く流用してます。

ケースの大きさやメーターの大きさが用途にピッタリで使い勝手の良いVUメーターに仕上がってます。
詳細はこちらをご覧ください。


マイクアンプ−3

以下の3つの機能のマイクアンプ。
アンプの出力はケースの背面。

・マイクアンプ
・ヘッドフォン・アンプ
・VUメータ

VUメータの機能がなかなかGOODです。
詳細はこちらをご覧ください。


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マイクアンプ−2

ファンタム式が云々と言った回路紹介を見かけたが、ファンタム式では48vの電源供給であり携帯性が無い。

そこで、6v電池電源で作動する回路とし、マイクケース内にはFETを1個の増幅回路を入れた。
マイク結線は「ソースフォロワ」に改造した方式であり、画像の様にマイクカプセルから3本結線している。

本体のマイクアンプは画像の様に回路スペースが少ないが、ここにオペアンプ2個の回路を組み込んでいる。
また、キッチン用のアルミ箔をケース内側に貼り付け、回路を覆う様にしてノイズ防止を施している。

さて性能だが、何かが劇的に変化したと言う性能差は感じられないが、これから試してみるところである。


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マイクアンプ−1

・WM-6A標準、WM-6改双方に対応。
・モノラル、ステレオ選択。
・最大ゲインは60db。

これは、「WM-61A改」でネット紹介されている「ソースフォロワ作動用」のアンプとしても機能し、 スイッチ切り替えで「標準マイク」「改造マイク」双方に対応させて、音質の差を確認してます。
「ソースフォロワ」に改造すると、ICレコーダに直接接続しても作動しません。

「標準マイク結線」と「WM-61A改」の音質の差は私には良く分かりませんが、良いと言われれば良い気もします。


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ヘッドフォン・アンプ−1

ICレコーダの出力をもう少し大きくして聞きたいですね。

100均店で購入した「ボリュームアンプ」と言う製品はモノラルのヘッドフォン・アンプなので、 ステレオに改造しました。

・小型で携帯性がとても良い。
・音質はそこそこ。
・ホワイトノイズが少々目立ちますが、録音時のモニター用途としては問題ないでしょう。

回路図


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ヘッドフォン・アンプ−2

上記「ボリュームアンプ」に使用しているICはホワイトノイズが目立つので、もう少し性能の良いICで組み替えてみました。

NJM13404D 1個40円

・このオペアンプの動作電源電圧は2v〜14vなので電池2個の3vで動作可能です。

・これもまた小型で携帯性がとても良いですよ。
・音質も十分。画像のヘッドホンでも十分高音量で聞けます。
・アイドル電流は2.8mAでとても省エネ。

回路図


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ヘッドフォン・アンプ−3

高音質ヘッドホン・アンプもコンパクトなのを作ってみました。

・電源は仮想GNDの専用IC(TLE2426)があるが、オペアンプで代用。
・オペアンプは以下のを聞き比べてみた。
 1)NJM4580DD 1個50円
 2)NJM2114DD 1個100円
 3)LME49860NA 1個300円
・抵抗は全て金属皮膜抵抗を使用。
・アイドル電流は約5.5mA。

回路図


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WM-61A改用の電源box

これは、「WM-61A改」でネット紹介されている「ソースフォロワ作動用」です。

画像25のマイクアンプがあるので必要無いのですが、携帯性が良いので作ってみました。

この「WM-61A改」はマイク感度が低下するが、レコーダの録音音量を上げれば音量としては十分です。


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FET選別器

上記マイクアンプ−2はFETを使っているが、特性が合っているFETを選別して左右のマイクに使っている。
この回路はこちらのを参考にさせて貰いました。


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製品アンプと自作アンプの音質比較

数あるオーディオインターフェースの中で、この「US-366」はアナログ入出力が多く、多目的に使え、 自作オーディオ品を試す際に私の用途にピッタリの機能を備えた製品です。
また音質もネットで好評で高機能で安価でしたので、自作アンプの性能比較用として購入しました。

ファンタム電源供給のバランス変換回路は、
 1)FET2個使用回路
 2)FET1個とTR2個使用回路
で紹介されている双方の回路を組み、上記マイクアンプ2の音と聞き比べてみた。

結果、私には音質の差は感じられず、自作マイクアンプでも劣らず十分実用的である事を確信した。

また、このクラスのオーディオインターフェースはマイク入力がバランス入力なので、バランス変換器はECMの作動確認用としても、とても便利です。
(アンバランス信号をHOT側のみ接続しても十分使えるが、折角なのでバランス信号にしてみた)


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定電圧、定電流電源

電子回路実験に欠かせないのが直流電源。
今までも自作電源を使っていたが使い勝手が今一だったので作り替えました。
市販品の電源キットを使えば手っ取り早いのですが、 汎用OPアンプを使って、自分の用途に最適化した電源回路です。

電力損失の大きいシリーズ・レギュレーター電源ですが、ノイズ発生が少なくマイクアンプ等の微小信号を扱う回路の電源としても十分使えます。 また、定電流機能を付けたので用途が増えます。

出力電流は最大2Aにしたので、パソコンのPen4用の放熱板を使っています。
5v出力で2A流した場合でもトランジスターのケース温度は45℃位で安定してます。 これは良く冷えますね。

そして、そして、電源装置ケースの大きさを見て下さい。シリーズ・レギュレーターで2A電源としては結構小さいんです。

◆電源仕様
 出力電圧:0〜20v
 定電流:1mA〜2A

◆主な使用部品
 電源トランス:24v、2A
 平滑コンデンサー:13500uF = 1500uF × 9個
 OPアンプ:NJM2043DD × 2個
 レギュレーター用トランジスター:2SC5949 × 2個


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半田ごて用温度調節器

電子回路工作に欠かせないのが「半田ごて」。
今までCXR-41を使っていましたが、 こて先温度は470℃で、少々温度が高目です。

温度調節が出来る安価なFX-600 を試しに使ってみましたが、グリップ感はCXR-41の方が好みで使い易いです。
また、ステーション型の半田ごてにはグリップ感の良いものがありますが値段が少々高く、 場所も取るので使い勝手が今一です。

そこで、調光器キット を使いCXR-41の温度調節をする事にしました。
ケースは「100均店」で購入したものですが、画像の様にサイズが「こて台」にジャストフィットです。 場所も取らず使い勝手も良好です。
とても安価に出来て見劣りも無く、これはお勧めですね。


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工作工房

自作マイクアンプの周波数特性をオシロで測定してみた。
30Hzから50KHzまでほぼフラットな特性。
100KHzでは5%程度の減衰はするが、歪無い正弦波を保っている。
これはなかなか素晴らしい。

ついでに左画像のパソコン用の安価なスピーカも調べて驚き。
20KHzの音が出ている。
勿論、私の耳では何も聞こえてない。聞こえるわけが無い。

・測定ソフトはこちらの「WaveGeneとWaveSpectra」を使用。
・マイクはWM-61Aと自作アンプを使用。
・オーディオインターフェースはUS-366を使用。
・100Hz〜25kHz振った周波数特性。


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卓上ボール盤

卓上ボール盤は5千円前後の安価な物からありますが、安価な物はパワー不足の様です。
購入した画像のボール盤はHOZAN製ですが、今は販売終了して購入出来ません。しかし、これは 榎本工業(株)のOEM品の様です。

パワーは十分なのですが高速回転で、使い勝手が今ひとつです。 そこで、調光器キットで速度を落とした場合 トルクも落ちますが、それでも十分使える範囲です。

もう少し大きいボール盤ならば安価で強力なパワーの物が沢山ありますが、ホビー用途で部屋の片隅に置くには大き過ぎますね。 ホビー用途ではこの位の大きさが程よく必要十分です。