ロウバイ
ロウ細工のような花と香りが魅力
◆ロウバイ科 ◆落葉低木
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月
開花
花芽形成
前定・整枝
植えつけ








ロウ細工のような黄色の花を、花の少ない暮れから2月ころにかけて咲かせ、香りのよい花"として、 最近人気のある花木の一つである。
■種 類■
ロウバイは内弁がチョコレート色をした、花の小さな品種である。ソシンロウパイは花全体が黄色で芳香がよい。 マンゲツロウバイは花が丸弁で大きく、ソシンロウバイの変種。クロバナロウバイはアメリカ原産で、 5〜7月に暗紅色の花を咲かせるクロバナロウバイ属である。
■栽培のポイント
根づいてしまえば強い木である。日当たり、排水のよい腐植質に富む肥沃な場所を選びたい。
●植えつけ時期
落葉期間中が適するが、1〜2月上旬の厳寒期は避けたい。2月下旬〜3月および11月下旬〜12月が適期。
●植えつけ方
植え穴は大きめに掘り、植え土に、堆肥か腐葉土をよく混ぜてから植える。植えつけ完了時には根元が高くなるように植える。 植えつけ後は十分に灌水し、根を落ち着かせてから支柱を取りつけて苗を固定しておく。
●施肥
2月下旬〜3月上旬と8月下旬に、油かすに骨粉を等量混ぜたものを根元に2握りくらい施してやればよいが、窒素過多は避けたい。
■花を咲かせるための剪定法
・項部の元気よく長く伸びた枝には、花芽(つぼみ)はほとんどつかず、基部の短枝の葉腋に対につき、この花芽が暮れから2月にかけて開花する。
・花芽のない長い枝は11月下旬〜12月につけ根から20cmくらい残して切り詰める。花が咲き、枝が長くかったものは、 5〜6年くらいで花後、強く切り詰め、枝の更新をはかってやるとよい。地ぎわからひこばえをよく出すので、2〜3本の枝幹以外は早めにかき取っていく。













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