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よく植えられているチョウセンレンギョウやレンギョウは中国原産であるが、ヤマトレンギョウは四国や九州地方に自生がみられる。
実の出る前に鮮黄色の花が一面に咲き、春にふさわしい花木の一つである。
■種 類
チョウセンレンギョウは枝を地ぎわからたくさん出して大きな株になるが、1.5mくらいの高さでよくまとまった株になる。
よく似た品種にシナレンギョウがあるが、庭木としては同一に扱われている。
■栽培のポイント
樹勢が強いので、日当たりがよく、やや乾きぎみのところであれば、土質は選ばないが、日陰をきらう。
●植えつけ時期
厳寒期を除く、11月から4月中旬までの落葉期が適期。
●植えつけ方
特に注意することもないが、根元からたくさんの枝を発生させるので、水はけよく高相えとするが、小さい苗でも3年育てると大株になる。
●植えつけ後の管理
レンギョウは幹が作りやすいので、最初に元気のよい枝を1〜2本立てて幹を作り、一定の高さから枝を出し、
根元から出る枝は切り取っていく。チョウセンレンギョウは地ぎわから出る枝で株状に仕立てていく。
●施肥
油かすに骨粉を30%程度混ぜたものか、粒状化成肥料を、花後と9月上旬に根元に施す程度でよい。
■花を咲かせるための剪定法
花芽はことし伸びた枝の各葉腋につき、翌春開花するが、徒長枝にもよく花芽をつける。
剪定は12〜1月および、花の終わった直後がよく、古い枝はつけ根から切り取り、新しい枝は大事に扱いたい。
4〜5年に一度強い切り詰めを行い、枝の更新をはかるようにしていくとよい。
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