サンザシ(山査子)
素朴な花の味わいが感じれれる
◆バラ科 ◆落葉低木
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月
開花
花芽形成
前定・整枝
植えつけ








白い小花が5〜10個かたまって咲き、花で株が埋まる。花後結実し、果実は秋に赤熟する。
■種 類
サンザシは中国原産の白花種、オオミサンザシは花は白一重で果実は大きく実つきがよい。セイヨウサンザシはヨ ーロッパ原産で、園芸種がいくつかある。
■栽培のポイント
樹勢が強く、土質は選ばないが、日当たり、排水のょい腐植質に富む肥沃な所が適する。
●苗木の選び方
鉢植えにされた花つき苗が売られている。八重咲きは結実しないので、花だけを楽しむか、果実を楽 しむかによって好みの品種を選ぶようにする。
●植えつけ時期
寒さに強いので、11月下句〜12月、および2月に行う。
●植えつけ方
植え穴は大きめに堀り、堆肥を植え土とよく混ぜて、高めに植えることが大切である。1〜2年生苗 は半分くらいに切り詰め、支柱をしっかり取りつけておく。
●植えつけ後の管理
地ぎわからひこばえをたくさん出し、放任すると株状の樹形になってしまうので、早めに幹を作 つていきたい。台芽と不要なひこばえは早めにかき取っていく。
●施肥
2月と9月上旬に油かすと骨粉を等量混ぜたもの を2〜3握り根元に与える。
●病害虫
うどんこ病、アブラムシ、カイグラムシ、テッポウムシなどが発生する。定期的な薬剤散布で駆除するとよい。
■花を咲かせるための剪定法
花芽は徒長技につかず、基部の充実した短枝につき萌芽し、ごくわずかに新梢を伸ばして開花する。 このため、不要な長い枝はつけ根から切るか、5〜10芽くらい残して切る。剪定時期は12〜2月の落葉期。













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