ニワウメ(庭梅)
花も実もも楽しめる
◆バラ科 ◆落葉低木
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月
開花
花芽形成
前定・整枝
植えつけ








中国中部〜北部原産の落葉低木で、1.5〜1.8mの株立ち状になり、4月ごろ淡紅色5弁の小花を菓腋に2〜3個咲かせる。 6〜7月に1Cmくらいの赤い球状の実が枝いっぱいにつき、食べられる。
■種 類
二ワザクラは花が淡紅色八重咲き。シロバナニワザタラは白花八重咲き。
■栽培のポイント
土質は選ばないが、日当たり、排水のよい、腐植質に富む肥沃な場所を選びたい。鉢植えにすればベランダでも十分に楽しめる。
●植えつけ時期
2〜3月上旬および11〜12月が適期であるが、花の咲くころまでは扱える。
●植えつけ方
苗の大きさにもよるが、穴はやや大きめに掘り、堆肥を植え土に十分に混ぜ込んで、やや高めに植えつけてやる。 植えつけ後十分灌水しておけばほとんど手がかからない。
●植えつけ後の管理
根元から多数のひこばえを出すので、早めに幹を1〜2本に決めて他はきれいに切り取る。
●施肥
普通の庭土であれば、ほとんど肥料を施さなくてもよく育つが、毎年よく花を咲かせるので、1〜2月と8月下旬〜9月上旬に、 油かすと骨粉を等量混ぜたものを1〜2握り根元にばらまいてやるとよい。
●病害虫
風通しが悪いとアブラムシが見られるので、早めに殺虫剤を散布駆除していきたい。
■花を咲かせるための剪定法
若株のうちからよく花をつけるので、剪定をするのが惜しいくらいである。1〜2月上旬に樹冠内部のこまかい枝を切り取るとともに、 ひこばえや胴吹き芽をきれいに切り取る程度にする。樹冠は年々大きくなるので、4〜5年目の花後に強く切り戻し、 小技の更新をはかつていく、とよい。













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