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北海道中部〜南部まで植栽が可能な落葉性の低木で、園芸種もたくさんあるマメ料の花木。種子で簡単にふやせる。
■種 類
エニシダ、ホオペニエニシダ、シロバナエニシダ、ヒメエニシダなど。
■栽培のポイント
マメ科特有の根瘤菌により、やせ地にいたって強く、日当たり、排水よく、風を防ぐ所がよい。
●苗木の選び方
挿し木か実生苗で売られているが、いまは2〜2.5号のビニールポットに植えられているので特に心配はないが、
根鉢を稲わらで巻いてあるものはしっかり巻いてある苗を選びたい。品種の確かなものを選ぶことも大切である。
●植えつけ時期
3月下旬〜4月、および9〜10月。
●植えつけ方
植え穴は大きめに掘り、鉢から抜いた苗は根鉢をくずさないでやや高めになるように植える。
●植えつけ後の管理
根が粗生のため樹冠が大きくなると、風に吹かれて大きく揺れると根元がえぐられて倒れやすくなる。
枝幹を早めに決めるとともに、しつかり支柱を取りつけておく必要がある。
●病害虫
特に見られないが、ときにはテッポウムシの発生が見られるので、十分注意し、発生しだい駆除する。
●その他
移植を非常にきらうので、植えつけには後日のことをよく考えて場所を選びたい。
■花を咲かせるための剪定法
放任すると樹冠が大きくなるわりには、幹の太りがないので、支柱を取りつけてやる。細く流れるように伸びている枝は、
一律に刈り込むことは避け、込み合っている部分を間引くようにして自然樹形を保ちたい。花は前年枝の葉腋につくので、
強剪定は花の終わった直後がよい。
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