|
|
樹勢の強い花木で、甘い香りも楽しめる。普及したのは昭和40年以降である。
■種 類
フイリアベリア、ペニバナアベリア、ツタバネウツギなどがある。
■栽培のポイント
日当たり、排水のよい場所であれば土質は特に選ばず、根元から枝をたくさん出して2m内外の大きな樹冠になる
樹勢の強い花木である。
●植えつけ時期
暖地では常緑性であるが、東京付近では半常緑性から落葉性となる。樹勢が強いので3月中句から
4月、および9月下句〜11月上旬が植えつけの適期である。
●植えつけ方
特にむずかしいことはなく、大きめの植え穴を堀り、堆肥をよく混ぜて植える。苗はやや深めに植えつけるとよい。
●植えつけ後の管理
一度植えつけてしまえば、ほとんど手がかからない。しかし、地ぎわから多くの枝を出して大きな株になり、
樹冠も広くなる。狭い場所では枝を1本にしてスタンダード仕立てにするとよい。
●施肥
普通の土質であれば特に施さなくてもよく育つ。
■花を咲かせるための剪定法
非常に生育のよい木であるが、強く刈り込んで小さく仕立てることが可能である。玉仕立てや70〜90cmの高さの境
栽垣、高さ1.5mの生垣など少し手を加えていけば容易に仕立てられる。花が新梢の先に咲くので、剪定は11月以降に行う。
地ぎわや途中から元気のよいひこばえや徒長枝を長く伸ばすので、これらは早めにつけ根からかき取っていきたい。
8月上旬〜中旬に花の咲いた枝を刈り込んでも、再び新梢を出して、引き続き開花していく。
|
|
|
|